伊藤覚留帳

伊藤のブログ謙メモ帳です。

Blenderの基本操作

Blenderの基本的な操作方法をざっくりと。
基本なのであまり専門的なこと書いてませんが、今回はBlenderでMMDモデルを作ることを前提として説明しています。

使うもの

  • Blender本体 2.6以上

Blender.jp

キャプチャは日本語化&アドオンを追加した状態のBlenderにて行っています。
代替えはできると思うけど、マウスの中ホイールは合ったほうが便利かもしれない。

基本操作

Blenderの操作はショートカットで行うことが多いです。他の方法もありますがショートカットを覚えるのが一番早いような気がするのでショートカット操作中心で説明します。

そしてこのショートカットが曲者で独自の設定になってます。例えば選択するのに使うのは左クリックではなく右クリックです。adobe製品に慣れてると脳が混乱するよ。
新しく設定し直せるので本格的に使おうと思ったら慣れるか変えるか考えてください。

Blenderは総合3Dソフトなのでモデリング以外の機能も搭載されています。
(MMDみたいにモーションつけて見栄え調整してアニメーションを出力をBlenderだけでできるよ)
最初はボタンの多さにくらっとくるかもしれませんが、とりあえずそこらへんの機能は無視していきましょう。

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ゾーンで説明するとこんな感じ。
モデリングに使用しない部分は隠すこともできるのですが詳しくは別の記事参照してください。今回はそのまま放置しておきます。

では、まずは最低限必要そうな操作を説明していくので、Blenderを触りながら読み進めていってください。

パネルの開閉

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左のパネル(ツール・シェルフ)と右のパネル(プロパティ・シェルフ)があります。
ここにいろんな操作ができる項目があります。が、ショートカットを覚えるとほとんど使わなくなるのでたまに表示させて操作するゾーンぐらいになると思います。

今は左のパネルはショートカット「T」、右のパネルはショートカット「N」で表示・非表示を切り替えることが出来るぐらいで覚えておいてください。
作業ゾーンが狭くなるだけなので、最初のうちは表示させたままでOKです。
試しに半角英数入力で「T」と「N」をクリックしてパカパカさせてみてください。

視点の回転とズーム

視点の回転

  • マウスでの回転方法:マウスの中ボタンをクリックしながらドラッグ
  • ショートカットでの回転方法:ショートカットのテンキー

たぶん実際にやってみたほうがわかりやすい

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平行(パースなし)・透視(パースあり)の2つの描写方法があります。

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視点の移動

  • マウスでの移動方法:マウスの中ボタンと「Shift」を押しながらマウスを動かす
  • ショートカットでの移動方法:「Ctrl」を押しながらテンキー

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ズームの方法

  • マウスでのズーム:ホイールを回転させる、もしくはマウスの中ボタンと「Ctrl」を押しながらマウスを動かす
  • ショートカットでのズーム:テンキーの「+」と「-」

またオブジェクトを選択してから「.」ピリオドを押すと選択したオブジェクトに合わせてアップしてくれます。

以上画面の調整方法です。まずは画面をぐりぐり動かしてみて操作に慣れてください。

オブジェクトを選択する

オブジェクトを選択するにはマウスの左クリックで選択できます。

選択ができたら輪郭線の色が変わります。

左クリックでオブジェクトをどれか選択してみましょう。

オブジェクトを削除する

  • オブジェクトを選択してからショートカット「X」もしくは「Del」、そのあとパネルから削除を選択

まず初心者向けのモデリングにはライトとカメラは使わないので削除してしまいましょう。(あとで使うシーンがあれば追加することが出来ます)

元に戻す・やり直し

  • 元に戻す:ショートカット「Ctrl」+「Z」
  • やり直す:ショートカット「Shift」+「Ctrl」+「Z」

一個前の作業に戻りたい時は「元に戻す」、さっき行った「元に戻す」動作をやっぱり取り消すときは「やり直す」っていう理解でいいんだろうか。

オブジェクトの移動・回転・サイズ変更

マニピュレータで操作する方法とショートカットで操作する方法の2つを紹介します。

マニピュレータ

マニピュレータを表示させて引っ張ることで操作する方法。

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マニピュレータの表示は下の方のボタンを押すと表示することができます。「Shift」を押しながらクリックすることで複数選択。
自分が使う動作を選んで表示させてください。

私は拡大縮小はショートカット使うほうが多いので移動・回転だけ表示させています。

  • 左クリックで目的のマニピュレータを掴んでマウスを動かす

ショートカット

慣れてきたらショートカットで操作する方法も覚えると操作が楽になります。
各自右クリックで操作したい対象を選んでから下記操作です。

移動(Grab/Move)「G」
  • 「G」を1度押してマウスを動かす(押したままにしなくてOK)。マウス左クリックで位置確定、右クリックで確定せずに移動解除
  • マウスの左クリックを押したままにしながら動かす。マウス左クリックで位置確定、右クリックで確定せずに移動解除

の2つの方法があります。左クリックを押したまま操作するか否かの違い。

回転(Rotate)「R」
  • 「R」を1度押してマウスを動かす。マウス左クリックで位置確定、右クリックで確定せずに移動解除

移動中(確定前)にショートカット「X」「Y」「Z」のどれかをクリックすることによって回転をX軸、Y軸、Z軸に限定することが出来ます。何も指定にないと視点に合わせて回転します。

拡大縮小(Scale)「S」

「S」を1度押してマウスを動かす。マウス左クリックで位置確定、右クリックで確定せずに移動解除

とても良く使う。マニピュレータだと全方向に拡大できないと思うのでSだけは覚えておいてください。

軸ロック

操作をX軸、Y軸、Z軸に限定することが出来ます。補助線が表示されたら軸ロックされてますのでマウスを動かして操作を行ってください。

  • 移動、回転、拡大縮小の操作中(確定前)にショートカット「X」「Y」「Z」のどれかを押す
  • 移動、回転、拡大縮小の操作中(確定前)に希望の方向にマウスを動かしてからマウスの中ボタンを押す

の2つの方法があります。下はもっとも移動が大きい軸に判定されるはず。私は上派。

編集モード

今までの操作はオブジェクトモードといって、ひとかたまりのオブジェクトを操作するモードでした。
オブジェクトを構成する頂点を細かく編集するには編集モードに切り替えないといけません。

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下の方のボタンからモードの切り替えができます。
ショートカット「Tab」でもオブジェクトモードと編集モードの切り替えができます。複雑なモデリング中はこの2つのモードを行ったり来たりすると思うのでぜひショートカットを覚えておいてください。

頂点・辺・面の切り替え

編集モードでは頂点編集と辺編集と面の編集の3つの操作をすることができます。

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「Shift」を押しながらクリックすることで複数の編集モードを選ぶことが出来ます。

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複数モードで頂点・辺・面それぞれを選択するコツはカーソルの位置を各自合わせることです。

  • 頂点:頂点を右クリック
  • 辺:頂点部分から離れた辺部分を右クリック
  • 面:面の中央の黒点あたりを狙って右クリック

ワイヤー表示

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  • ショートカット「Z」

面で隠れてる奥の方の頂点も見ながら編集したいときはワイヤー表示にすると操作できます。

編集モードでの操作

編集モードでもオブジェクトモードで使った操作が共通して使えます。

  • 移動「G」
  • 回転「R」
  • 拡大縮小「S」

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ショートカットが覚えられないうちは左のパネルや下のメニューから操作することができます。

辺に沿って移動

  • ショートカット「G」を二回押す

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Gでノーマルの移動、Gを二回クリックで辺に沿って移動ができます。

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頂点も辺に沿って動いてくれる。

頂点・辺・面の作成

頂点

  • 編集モードに入ってから左クリック

意外と使う場面ほとんど無い。メタセコから移ってきた人は使うイメージ。

辺、面

  • 頂点・辺を複数選んでからショートカット「F」
  • 三角面で割って欲しい場合は辺を複数選んでからショートカット「Alt」+「F」

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「Alt」+「F」は真ん中に穴がある場合とかに便利。

削除

削除

  • ショートカット「X」もしくは「Del」

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ポップアップから削除方法を選んでください。

溶解

  • ショートカット「X」もしくは「Del」削除と同じ。

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真ん中の頂点を削除してしまうと穴が空いてしまうんですが、溶解をすると補完してくれます。

メッシュの複製

Blenderは複製しながらモデリングしていくことが多いソフトなのでとても良く使う

メッシュの複製

  • ショートカット「Shift」+「D」

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C(Copy)じゃなくてD(Duplicate)だよ!メッシュツールの複製ボタンからも複製ができます。
オブジェクトモードで複製した場合それぞれ別のオブジェクトになりますが、編集モードで複製した場合は同一のオブジェクトになります。

押し出し(Extrude)

  • 編集モード→「E」

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トップクラスにお世話になる機能です。軸ロックが使えます。
Eを押した時点で同一頂点上に押し出しがされてますので気をつけてください。マウスを動かさないと見た目はわかりにくいですが…。

メッシュの分割

押し出して分割して形を整える、押し出して分割して形を整えるの繰り返しでモデリングしていきます。

ナイフ

  • ショートカット「K」→「Enter」で確定、「右クリック」で解除

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文字通りナイフです。任意の位置で面を切断することができます。

ループ分割

  • ショートカット「Ctrl」+「R」」→ホイールで本数を増やす→左クリック→位置を調整→左クリック

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「Ctrl」+「R」でループカットのプレビュー。プレビュー中にマウスのホイールを回転させるとループカットの本数を増やすことができます。
左クリックでプレビューの終了、まだ確定はできていないのでスライドさせて位置を調整したり、サイズ変更で辺の幅を調整します。もう一度左クリックで確定です。

プリミティブの追加

基本図形の追加というか、基礎的な何かの追加というか。

  • ショートカット「Shift」+「A」
  • ツールシェルフ>作成>プリミティブの追加

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ここのオブジェクトを引っ張って分割して伸ばして複製して形を作っていきます。
おさるさんはBlenderのマスコットキャラです。

スザンヌくんなのかスザンヌさんなのかは知らない。

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プリミティブを追加した直後にオプションから形状の調整をすることができます。
別動作を挟むと調整できなくなるので気をつけてください。

結合

  • 「Cntrl」+「J」
  • オブジェクトモード>オブジェクト>統合①
  • ツールシェルフ>ツール>編集>統合

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選択

基本的な選択は頂点・辺・面を右クリックで行います。この時選択したい頂点・辺・面の編集モードになっているか確認してください。

選択要素の追加

  • 「 Shift」を押しながら右クリック

全選択

  • ショートカット「A」

ボックス選択

  • ショートカット「B」→左クリックを押しながらマウスを動かす

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ドラッグすると四角形の形が変化しますのでこの中に触れている要素が選択されます。

円形範囲

  • ショートカット「C」→左クリック、または左クリックを押しながらマウスを動かす→右クリック

円形の選択範囲が表示されるので左クリックを押したタイミングで円形の中に入ってる要素が選択されます。右クリックで確定して選択モードを終了。
円形の大きさはマウスのホイールを回転させると調整できます。

投げ縄範囲

  • 「Ctrl」+左クリックを押しながらマウスを囲むように動かす

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ループ選択

  • 「Alt」+右クリック

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ループしてる頂点、辺、面を選択することができます。右クリックで押す場所は辺のあたりを押してください。

一旦終わり

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最初は覚えきれないと思います。
よく使うものは左のパネルにあるのでそこからも選択できます。あと下のメニューからもなんか出ます。